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小西畳工店
〒981-3105 宮城県仙台市泉区天神沢1丁目16-51
1枚の畳ができあがるまでにはたくさんの作り手たちが携わっています。こちらでは職人たちの素材づくりに込めたこだわりや熱い想いをお伝えします。
本物の畳をお客様の元へ届けたい。お客様に愛していただける様な畳を。 機械任せの仕上がりではなく、手縫いによる仕立てや補修作業、自分の目で確認して納得のいく仕上がりの畳をお届けします。畳の上で過ごす瞬間が少しでも癒しの空間になりますように。確かなる技術と、新たな可能性を見出すデザイン和室の提案を致します。誠心誠意、真心込めて本物の畳をお作りします。資格 | 一級畳製作技能士第25回東北畳工技能競技大会1級の部出場 2位デザイン畳 モダン乱敷畳アワード2019 最優秀賞を受賞
現代の住まいには畳の部屋がなく、畳に触れる機会がない家庭も増えてきています。移り行く時代の変化により、洋室の方が住み心地が良く、畳は古臭いなど和室に対してマイナスイメージを持たれる方も少なくないかと思います。ですが、やはり日本人。和室が無いと落ち着きがなくなるものです。畳には洋室では感じることのできない日本の「風情」「香り」「自然のあたたかさ」が感じられ、心地よい生活になることと思います。私たちも一つ一つの作業を丁寧に取り組み、日々の努力を惜しまず研鑽を積み、新しい畳で自然と笑顔になっていただけるそんなことを想いながら畳製作に勤しんでいきたいと思います。資格 | 一級畳製作技能士
良い畳表を作るには良質なイ草を作る必要があります。そのイ草を作るために最も重要なのは、「土づくり」。どんな作物も「土」が無いことには育ちません。私は土づくりにこだわって栽培を行っています。また以前から循環型農業を目指し、作物をローテーション化。地力増進のためにレンゲを植えています。1~2年間隔で輪作を行うことにより連作障害を避け、化学肥料を極力減らし、環境に優しい土づくりに取り組んでいます。この他にも植物残渣などの有機物を投入し、イ草が育ちやすい環境、土壌を作るように心掛けています。畳表の加工の際には加湿器及び、除湿器を導入し湿度計でチェックしながら畳表加工場の環境を一年通して安定化させています。ひと手間を加えることで、製品の均一化を図り、畳表の品質の低下を防いでいます。国内の畳表の存続は近年厳しい状況になってきています。辞めていく農家が増え、後継者も育ちにくい状況になってきています。これからは、日本の伝統と文化である「いぐさ・畳表」を守っていきたいと感じています。いぐさを作っている時が最高に幸せです。お客様の笑顔が見える畳表を精進して生産していきたいです。
球磨川というミネラルたっぷりの水に恵まれた地域でイ草農家を毎日楽しみながら頑張っています。今では日本国産のイ草、畳表の90%以上が熊本県で作られています。イ草は、畳表に出来るイ草に育つまで約2年ほどかかります。我が家のこだわりはイ草の質にあります。そのイ草の質を追及するため「土づくり」には、とにかくこだわっています。堆肥は最高品質の亜炭や竹炭などを混合し、綺麗な空気と水がある所にしか出来ない物質の粘土鉱物を加える。土の環境を良くして良質なカルシウムをくわえ、しっかりとした茎が育つよう有機肥料の有機率を95%以上の高品質の有機肥料を使用して良質なイ草を育てる。土台となる土づくりがとても大切なのです。そして、天気、温度湿度で状態がすぐに変わってしまうほどイ草は繊細。小さいことまで気を配り、ちょっとした変化を見過ごしてしまうと品質が落ちるため、睡眠時間を3時間くらいしか取らずにイ草を管理することもしばしば。畑苗のころから我が子のように一生懸命育ててきたイ草を出荷する時は、いつもお嫁にやるような気持ちで送り出します。イ草と共に育ち、イ草のことが好きでイ草の素晴らしさを本当に知っているからこそ、畳表の良さをたくさんの方々に感じてほしいと思っています。
清らかな球磨川の水、恵まれたこの大地で、減農薬微生物農法を取り入れ、有機質肥料を充分に施し自然環境にやさしいイ草づくりに努めています。こだわりは天然染土で薄く泥染め、経糸も天然繊維を使用し、自然・人にやさしい無着色の健康畳表づくりに励んでいることです。独自の生産工程管理(天然素材へのこだわり)で厳選されたイ草は経年変化しても黄金色に美しくきれいで艶があり、しなやか且つ力強い畳表にイ草・畳表になっております。畳の上で過ごす日常が素敵になるようイ草・畳表作りに励んでいます。
稲わら畳床の最大の特徴は、稲わらを圧縮することで生じる弾力性です。これは、他の多くの床材の中で、唯一稲わらを使用した畳床のみにある特性です。その反面、稲わらは扱いが難しく、均一な製品を作るためには技術が必要となります。天然素材である稲わらは収穫の年や田んぼごとに、わらの質が異なるため、そのわら質に合わせた仕掛けが必要になります。近年は機械化により工程の一部で機械を使用していますが、品質に関わる9割が人の手による所となります。熟練になっても感覚を磨き続けて「本物の畳」の土台となる、わら畳床を一枚一枚心を込めて作り、ふんわりと包み込んでくれるような感触と共に畳の良さを感じていただけたらと思っております。
髙田織物は明治25年に創業し、大正時代の中頃から「畳縁」を専門に織り始めました。以降、今日に至るまでの約100年間、畳縁業界のリーディングカンパニーとして「大宮縁(おおみやべり)」の名称で親しまれ、多くのお客様にご愛顧いただいております。かつては、黒色と茶色の綿素材の無地縁しかなかった畳業界でしたが、昭和37年に業界初となる合成繊維を用いた柄縁を開始しました。常識にとらわれることなく、素材や柄、彩りにも独自性を持たせ、真にお客様に喜んでいただけるような商品開発を続けてきたことで、今では1000種類以上の畳縁をラインナップいたしております。 人々のライフスタイルが多様化する中、畳のある生活の良さも再び見直されています。伝統を重んじる中にも、新しさやワクワクするような畳縁をお届けしていくことで、皆様の生活に彩りをお届けできれば幸いです。→髙田織物株式会社公式サイトへ →髙田織物「オンラインカタログ」