四天付き厚畳(本式仕立て)新規ご製作 宮城県仙台市
【有職畳】
四天付き厚畳 黒中紋2紋上げ 側面3紋 本式仕立て
市内のお寺さんへ納品いたしました!
打ち合わせの際に、拝敷から有職畳の話へ、
そして本式仕立ての礼盤を持参し御住職へご提案していたところ、
四天付き厚畳のご依頼へと相成りました。
製作の様子はこちら↓
ヒノキの頭板を畳床に四方縫い付け、締め落としてしっかりと固定する。
上と下の2枚同じ寸法で作ります。
2枚重ね合わせて、中柱と隅柱を建てていきます。
畳職人としても大変貴重な御依頼でしたので、頭板に名前を記させていただきました✒️
上下縫い合わせて
裏側になる一紋上げの拝敷の上に、2枚繋ぎ合わせた畳床を乗せて、上の四天付き拝敷と繋ぎ合わせていきます。
上と下の紋縁の柄を合わせて1紋出して縫っていく『くけ縫い』
完成!
納品↓
『寺院仏閣の仕事は、畳の原点に回帰できる絶好のチャンスともいえる。
それは、厚畳が八重畳に通ずる畳の原点であり、拝敷もまた敷物としての畳の原形を残しているものであり、その意味で畳に関係する技術の粋をすべてあつめたものであるからだ。
厚畳には、四方板入れとし、中柱と隅柱を入れ、床ごしらえに力を入れて、目に見えないところに手間をかけるといった技術の原点がある。
それだけに、どこの店でも寺院仏閣の仕事に精通しているといった姿になることがまさに求められている。』
1989年平成元年に発行された、たたみ新聞【寺院仏閣の畳】より抜粋。
今回の仕立てを通して、その言葉の意味や重みを体感しております。
本式仕立てもあれば略式もありますが、
先人が残した技術・技能を後世にも伝え繋いでいけたら良いですね😌
一つ一つの作業の大切に、また明日からの畳製作にも活かしていきたいと思います💪
この度は御用命頂きまして誠に有難うございました🙇