畳の修繕工事[畳表替え] 仙台市泉区
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- AFTER
ホームページをご覧になり、お問い合わせいただきましたお客様より畳表替え、襖張り替え、網戸張り替えの御注文をいただきました。
お見積もり時に畳の状態を確認すると
やや腰が弱くなりつつありましたが、
『今回はギリギリ張り替えできます!』
とお伝えしました。
既存の畳の状態確認と、新しく張り替える畳表のバランスを見極めるのがとても大切で、畳職人としても大事な技術や知識だと考えてます。
ですので、実際に仕立てをする人が畳床の状態を見るのがとても大事だと弊社では考えており、既存の畳床にお客様が選ばれた畳表は張れる、張り切れないの判断をし、実際の施工をさせていただきます。
お客様が選ばれた畳表は
熊本県産畳表麻綿 特級品
岩井宏憲さんが作られた畳表は
実入りの良さ、艶、草質が抜群です
作業を進めていくと、張り替え前の畳表の切り口が上から下に広がる様に山の様に斜めになってました。
敷き詰めてあった畳の不思議な隙間の謎が解けました。↑これでは隙間が生まれてしまいますね。
カッターなどブレの大きいもので裁断すると、この様になりやすいことから畳包丁で畳表を寸法通りに切り落としていく事が基本。
こちらが今回施工させていただいた畳の切り口 ↓
基本に忠実に。
切り口は上から下まで真っ直ぐ。
畳包丁を研ぎ、切れ味よくする事でスパッと気持ちの良い切り口にもなります。
畳縁が隣り合う部分にも仕上がりに違いが出ます。↓
『お客様からも見違える様に良くなった!』
と、仕上がりにも大変喜んでいただきました。
基本を大切にこれからもお客様へ良い畳をお届けできればと思います。
この度は御用命頂き誠に有難うございました。