畳の修繕工事[畳表替え]【お茶室】 宮城県多賀城市
- BEFORE
- AFTER
秋口に施工させて頂いた施工事例をご紹介させていただきます。
洋裁士の方より、茶道の先生をご紹介頂きました。
お伺いして畳の状態を確認。
大変手入れが行き届いていて、とても良い状態でした。
お客様とお話しをする中で、前回依頼した畳屋さんの目乗り(畳縁が畳表の谷にしっかり乗ること、ヤマが綺麗に出る様チラつかない様にすること)がイマイチで、きちんと目乗りさせてほしい!との事でした。
ヤマが欠けたりチラついたりしていたので、寸法を変える、全体の縁幅を調整して両目乗り施工いたしました。
畳表も素晴らしく、全て自然素材で出来た畳の素材そのものの良さが感じられる空間へとなりました。
どの角度から写真を撮っても素敵でした。
最後に、長さ7尺の床の間を紋縁仕様にて納品いたしました。
紋の丸がしっかり出るよう縁幅に気を付けながら縫い付け、さらに側面の返し縫いは手縫いにて糸のテンションを調整しながら仕上げました。
納品後↓
早速、実がいっぱい付いた稲を花瓶に差し床の間へ飾っておりました。
『素敵』という言葉しか見つかりませんでした。
お客様からは
『思い通りの仕上がりになった!
有難うございます!」
と、大変喜んで頂きました。
見た目の良さ(両目乗りをさせる事など)を良くする事は勿論の事ながら、畳床の補修や、締め直しを施し、長く快適にご使用いただける畳になった事で見た目の美しさと実用性も兼ね備えました。
寸法のやりくりなど技術と頭もフル回転の作業となり、大変勉強になりました。
この度は弊社に御用命いただき、この様な機会を頂きまして誠に有難うございました。