畳の修繕工事[畳表替え] 仙台市宮城野区
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- AFTER
ホームページをご覧いただき、畳表替えの御依頼をいただきました。
お電話頂いた際に
『20〜30年使い続けたので新畳を検討しています!』
との事でしたが、お見積もり時に畳床の状態を確認させていただき
『新畳に替えるのは勿体無いほど畳床の状態ですよ!』
とお伝えし、畳表替えの御注文をいただきました。
畳表(ござ)のサンプルを見比べていただき、
選ばれたのは高級品 熊本県産麻綿畳表
イ草生産者は森野利明さんのひのさやか
粒揃いと実入りの良さ、艶のある丁寧な仕上げの農家さん。
畳縁は様々な色、模様がある中から、
髙田織物 織部No.19 を選ばれました。
縦糸四重構造だからこそできた、色合いの深さと複雑で細やかなデザイン。
不規則な模様が隣り合う畳縁と重なる時に生まれる偶然のデザインも素敵です。
非常に状態の良い畳でしたが、
稲わら畳床の切り口は膨れやすいので、締め直し作業をいたしました。(框)
幅側も締め直し↓
凸は針と糸で平らになる様、締め直し。
凹はヘコミ合わせて、水で戻し乾燥させたイ草を当てて縫い締めていきます↓
約40センチほど重ねた稲わらを5センチほどになるまで縫い締めているので切り口などは経年と共に膨らみやすくなりますので、締め直しをする事でこれからも快適に長くお使いできることと思います。
仕上げにお客様からのご要望で掘りごたつの真ん中の畳を持ち上げやすいように畳縁で紐を作り縫い付けました。
丁寧に補修し、これから先も長く、長くお使いいただける畳に生まれ変わりました。
お客様からも
『大満足!』の御言葉をいただき、
『近くに3軒くらい畳屋さんがあるけど、小西さんに畳替えをお願いして本当良かったわ!』と言っていただきました。
お客様に喜んで頂き、私たちも大変嬉しく思います。
この度は弊社に御用命いただき誠に有難うございました。